明日香編などと書くと、「火の鳥」を思い出します。飛鳥時代あたりというと、「ヤマト編」になるのでしょうか?同じく手塚治虫先生の「三つ目がとおる」でのシーンを思い出します。というか、その漫画出てくる、あの石が見たい、というのが、今回明日香地域を回る最大のモチベーションです。
石舞台古墳
明日香地域はサイクリングで回るのが良い、ということから、まずはレンタサイクルです。I君は自前の自転車を車に積んできています。先日のマラソン後のトークでは、明日香地域は平坦だから、普通の自転車で十分、という話でしたが、石舞台近くのレンタサイクルへ向かう道は、それなりにアップダウンがり、???、という感じでした。しかしまあ、マラソン直後とは言え足の方に特に痛みなどはないし、何とかなるだろう、と通常自転車(ママチャリ、変速ギアもなし)を借りました。値段もその方が安いですし。いざ、出発です。石舞台はすぐ近くですが、少し坂を上ります。むむむっ、これはかなりきついぞ、と思いながら、自転車を停めて、300円の入場料を払います。石舞台を見て、「ああ、まさにこれだ、教科書でも見たやつだ!」と感動を覚えます。ぐるぐる回りから眺めた後、下に降りて、古墳の中へ入っていきます。古代のロマンを感じます。天気もいい!
さて、次に向かう前に、やることがあります。レンタサイクル、補助付きにChangeです。やはり、ちょっとした坂でもあると、変速ギアもないママチャリではきついです。迅速な判断で、500円追加料金を払い、アシスト付き自転車へ変更しました。
酒船石
さあ、次は、「三つ目がとおる」の中で、最もと言っていいくらい印象的なシーンを演出している酒船石です。写楽くんが、ここでいろんなものを調合して、何かのクスリのようなものを作っていましたね。I君がGoogle信者、ということで、Google先生の言う通りに、その場所に向かいます。ちょっとした山のの中に入っていくと、ありました、竹林の中に、普通に現れました!先の石舞台、後の亀石もそうなのですが、こんな貴重だと思われる歴史上の遺跡が、何の囲いもなく、普通に置いてあります。触ったり、蹴ったり(蹴りませんよ)、何でもやり放題です。しかし、それが、自然体で、またいいんです。いろんな角度から見たり、触ったり、写真を撮ったりします。でもまあ、すぐに飽きます(笑)。
飛鳥寺~高松塚古墳
次に高松塚古墳に向かいますが、途中、飛鳥寺に寄りました。飛鳥寺もいいのですが、この日はとくかく天気がよく、そしてこの明日香村の田舎の風景が、ほんとに素晴らしくて、古代へタイムスリップしたような感覚も覚えます。景観を維持するために、高い建物など建築できない規制があるのですね。このまま維持してもらいたいものです。
さて、高松塚古墳、その壁画で有名ですが、あまり古墳自体の外観は意識していませんでした。今回、改めて認識しました。このあたりも公園になっていて、のんびり歩いて回るには最高です。
亀石
さあ、今回のメインの一つ、亀石です。前にも書きましたが、「え、こんなところに?」という感じで存在しているので、見逃さないよう注意が必要です。亀石前、という立派な交差点もあるのですが、到着するまで少し手間取りました。亀石は、ほんとになんとも言えない風貌です。お前いったい、何を見てるんだい、どこへ行こうとしているんだい、と話しかけたくなります。隣には無人販売所、普通に畑や民家があり、完全に普通の風景に溶け込んでいます。これがいいんです。
大満足の明日香村サイクリング、I君、アレンジありがとうございました!
さあ、次の伊勢へ向かいます。
今日の命
久しぶりに今日の命です。
明日香村のサイクリング、アシスト付きでないときついです。絶対そうするべきです。
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