ロート奈良鴻ノ池パーク~東大寺(正倉院、二月堂、大仏殿・・)
さて、スタート会場から東大寺へ向かう道筋はGoogle Mapへお伺いを立てました。普通に考えるなら、一旦駅の方へ戻って、誰もが使うであろう駅から東大寺のコースもありですが、それだと回り道になると思いまして。想定通り、Googleは民家の間の道を指定してきました。歩いているうちに、「聖武天皇佐保山南陵」に出会いました。堺の方で見た古墳群と同様、こんもりした古墳への入り口に、鳥居が建っているの見えました。
次に、東大寺の「転害門」というのが見えてきました。ここまで来ればGoogle先生のお役御免です。「転害門」については、立て看板に以下のように記載されていました。貴重な建造物ですね。
轉害門 国宝 奈良時代
轉害門は、もと平城左京一条大路に西面して建立され、佐保路門ともよばれた。中世の修理を受けているが、東大寺伽藍における天平時代の唯一の遺構で、その雄大な姿は創建時の建築を創造させるに十分である。 (中略) 京街道に面していたために、平安時代末期から民家が建並び、中世以降には東大寺郷のひとつである轉害郷(手害郷)が生まれ、江戸時代には旅宿として発展した。 (後略)
轉害門横にある立て看板より
東大寺には、数年前に、元同じ職場だった人達と来ており、当時の記憶と内部の看板を頼りに歩き始めました。まず最初に目についたのは、正倉院の案内です。案の定ですが、内部に入ってみることはできず、門の隙間から、校倉造りの建物を覗き見(笑))します。平日日中は近くで見れるようですね。
次に、坂を上ることを覚悟で二月堂の方へ向かいます。このあたりは、それほど人も多くなく、中国人か韓国人らしきカップルも多く見かけました。天気もよく、二月堂からの眺めは最高でした。
法華堂などを眺めながら、大仏殿の方への降りていきます。通常とは逆ルート、という感じです。やはり大仏殿、南大門などの迫力には、圧倒されるものがありますね。大仏殿のところからは、団体客も多く、人がたくさんいました。鹿さんもたくさんいます。一時期は人も鹿もいない(コロナで)、と聞いた気もしますので、きっと戻ってきたのでしょう。観光ルートからははずれたところに、見事な紅葉も見えたので、撮影のために寄り道しました。若草山も綺麗に見えていました。そして、興福寺へ向かいます。
興福寺 ~ 近鉄奈良駅で立ち飲み
駅近で寄れるので、やはり興福寺ははずせません。だんだん日も傾いてきたので、急ぎ足です。今回はただただ建物の外観、夕陽とのコラボ、紅葉を楽しむ、という感じでした。そろそろ夕飯とかどうしよう、とそちらが気になっていました。駅に向かって歩きながらお店を検討しました。うどんや蕎麦的なもので、とも考えていましたが、17時前でまだ店が開いてなかったり、いざ入ろうとした店に、直前に海外観光客の方が団体で入っていき、これは時間かかりそうだ、などと通り過ぎていくと、もう近鉄奈良駅です。駅には、とても気に入っている立ち飲み屋があります。しかし、マラソン前にお酒は・・という気持ちから避けようとしていましたが、もうここまで来たら行くしかありません。入ってみると、席に空きはあり、どうみても同じランナーの方々がたくさんいらっしゃいます。このお店は、注文したものと引き換えにお代を支払う、都度精算制です。今回は気付かずに現金で支払いましたが、PayPayも導入されていたので現金の準備も不要です。お料理は、おでんやら様々な創作料理的なものもあり楽しめますし、蔵元ということで、もちろん日本酒が美味しいです。ついつい、まあまあ飲んで食べて、満足してホテルへ向かいました。さあ、明日はマラソン、頑張りましょう!
蔵元豊祝近鉄奈良店、お勧めです。
コメント