先日、今後イタリアについて学んでいく、と宣言しましたが、まずは少しでも全体をイメージしようと思い、近所の図書館で目についた本を読んでみました。下記の本です。
「日本人がまだまだ知らないイタリア 旅のヒント・コラム130」(ロンリープラネットのコラムコレクション) 2009年発売。
ロンリープラネット、というのは有名な旅行ガイドブック、またその発行会社である、ということも初めて知りましたが、そこに掲載されたイタリアに関するコラムを集めた本です。
今回は、その中から気になったキーワードなどを拾ってみます。
歴史
イタリアの歴史、といえば、やはり、まずはローマの歴史だな、と感じました。その中で、現代に通じる様々な実用的なものを発明している、ということです。トイレもそうだし、お風呂の文化もそう(テルマエ・ロマエを思い出します)、道路を整備し、郵便制度も整えました。
カエサル、シーザーなど、なぜか子供の頃CMで覚えたような人物も登場します。
キリスト教も大きく絡んできますね。教皇と皇帝の戦い、いろんなことがありそうです。
文化
文化の一つとして、マフィアのことが紹介されていました。5大マフィア、気になります。その中でも、「コーザ・ノストラ」(我らのもの)は、シチリアのマフィア、いろいろ学ぶべきところあると感じます。
イタリア男性はマザコン、なんていう話題もあります。
また、イタリアを訪れた際には、教会での服装には注意しよう、という旅行ガイドらしいテーマもあります。
自然環境
イタリアの国土は30.1万㎢、日本の37.8万㎢と比べて、0.8倍です。その3分の1が森林、ということですが、日本は、3分の2が森林であり、その点は似ているようで違う、というところでしょうか。
火山活動と温泉文化、これはやはり日本との共通点になります。地震も多いですね。
美術史
必見の美術品が紹介されていました。下記に記載しておきます。
- ベルニーニ「アポロとダフネ」
- ビザンティン様式のモザイク
- サン・フランチェスコ聖堂のフラスコ画
- ジョットのフレスコ画
- ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」
- ミケランジェロ「ダビデ像」
- ミケランジェロ「ピエタ」
- システィーナ礼拝堂
- ローマ時代のモザイク
- ヴェロネーゼ「レヴィ家の饗宴」
いつか実際に訪れて、見てみたいものです。
フード&ドリンク
グラナパダーノやパルメザンなどチーズの紹介があります。ワインと共に、学び、味わいたいところです。
レストラントップ5が紹介されていましたので、下記にリストします。
- クラッコ・ペック(ミラノ)
- リストランテ・ドウオーモ(シチリア)
- エノテカ・コルシ(ローマ)
- オステリア・イル・ギオットーネ(ぺルギア)
- アンティーカ・オスタリア(サルデーニャ)
レストランに限ってではないですが、最新情報は「イタリア政府観光局」のサイトを参考にしよう、ということでした。
イタリアあちこち
イタリアのことをまだまだ知りませんが、地域ごとの特色が強い、という認識でいます。このコラム集でも、後半は「イタリアあちこち」ということで、州ごとの特集になっていました。今回は、その中でも特に気になった州、キーワードだけ列挙してみます。それぞれの詳細はそのうちに学び、紹介できればと思ってます。(長い道のりになります。。。)
- ピエモンラ州 トリノ、白トリノ/黒トリノ、ポー川、ドーラ川、聖骸布、バローロ(ワイン)
- ロンバルディア州 ミラノ、アルマーニ、詩人ヴェルギリウス「アエネーイス」
- ヴェネト州 ヴェネツィア、独自の道路の呼び名、住居表示も独特、聖マルコ、高潮での浸水
- トスカーナ州 フィレンツェ、カッラーラの大理石、ピサの斜塔、ルネサンス
- カンパーニア州 ナポリ ピッツァ(柔らかいパン生地)、ポンペイ最後の日、ヴェスヴィオ山、 アマルフィ
- エミリオ・ロマーナ州 ムットリーニ(左翼色強いロマーニャ地方で生まれる)
- プーリア 料理とワインを愛する人のパラダイス
イメージがいろいろと広がります。
今日のこと
朝ランは8.13kmです。通学する小学生、中学生を多く見かけ、そうだ、新学期が始まっているんだな、と実感しました。
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